前回のエントリでは、「4.テキストを読む」まで進みました。
5.一問一答を解く
まだテキストを完全に理解・記憶していない状況です。ただ、試験でどのような事を問われるのか?というイメージが無いと効果的な学習(理解や記憶)に繋がらないので、取り掛かります。
ものすごく解くのに時間が掛かるはずです。文章が難しく感じるんですね。まぁでも慣れの問題という事があとあと分かってきますので、ご安心を。
間違えた設問には、✔を入れておきましょう。ポイントは、一週目、二週目、三週目の✔なのだと分かるように、ペンの色を変える・✔の箇所を左と右交互にする等工夫をする事が大事です。
なぜなら、1週目だと簡単に解けた問題が、2週目or3週目に間違える事が多々あるからです。それらは、100%苦手分野ではないですが、理解と記憶がまだ鮮明でないと言う箇所になります。
全設問を解いたら、一周毎に分野毎に何問正解したか、記載しましょう。
例 : 民法 50/100(問)50%(正解率)
宅建試験の最高合格点は、36/50(問)なので、正解率72%(以上)取る事が目標です。
私の場合、一周目の一問一答で、正解率約60%でした。
6.苦手分野だけ、テキストと一問一答を復習する
一問一答で、正解率が低い分野を重点的に復習します。イメージは正解率50%以下の分野です。私の場合、全体の中で約2/5が苦手分野でした。
復習の仕方は、まずテキストを読む。ここで何回読んでもよくわからないページはページの耳を折っておきます。また、疑問に思う事は何でも、余白に記載しておきます。
『ある一定の範囲の不特定の債権って?』(根抵当のページ余白)
等。
上記疑問のポイントは、同一文章で矛盾している印象も受けませんか?
理解がすっと入ってこない事は、後の学習効率に影響がでますので、必ずメモしておきます。メモしない場合、頭の中でモヤモヤだけ残り、ずっと理解が整理されないまま残ってしまいます。
その後、一問一答の間違えた部分のみ解きます。
上記を1週として、復習を合計2周行います。
7.苦手分野のユーチューブ講座を見る
復習を2週してもまだモヤモヤしているでしょう。ただ確実に前進していると思ってください。
自分は「何が苦手で何を疑問に思っているのか」をクリアにした後で、次はユーチューブ講座を見ます。
無料にも関わらず、非常に分かり易い説明をされています。
私のお勧めのチャンネルを2つ上げておきます。
(1)宅建みやざき塾
お勧めの理由:
宅建みやざき塾(宮崎先生):
- 早口の為、短い時間で濃い勉強ができる。
- テンション高い為、自然と勉強のモチベーションが高まる
- 時折、ゴロを交えた記憶を取り入れてくれるので覚えやすい
宅建動画の渋谷会(佐伯先生):
- 非常にロジカルな説明で理解しやすい
- 受講生の疑問に思う所、間違え易い所を先回りして潰してくれる。
- 編集のクオリティが高い。無駄な余白が無く、短い時間で濃い勉強ができる。
ここでの重要なポイントは、下記2点です。
・上記2チャンネル以外は見ない。
・苦手分野以外の動画は見なくても良い。
「最初からテキストではなく、もっと早くユーチューブをみておけばよかった」
「他の先生の授業も見る事で、より理解できるのでは?」
と思う方多いでしょう。実際私もそう思いました。
ただ実際は、この2つで十分であり、その他の講座を見ても、効率は上がらないと感じました。(ただ無駄に時間が長く、分かりにくい動画も多々あり)
最初から全講座を見ると、時間も掛かります。分かった気になり、集中していません。寝てしまう事もあるでしょう。小中高の時にあったあの感覚です。
やはり、
自分が「疑問に思う事」、「苦手な部分を理解したい」ポイントを理解
して初めて学習効率があがると考えます。
8.インターネット検索をする
ユーチューブを見ても分からない部分を検索します。
私の場合、
・相続時精算課税
・相続のパターン
等を検索しました。二つとも、頻出問題ではないのですが、出たら不正解になる確率が高い為、直接検索して理解に努めるようにします。
思い切って、無視してしまう方法もありますが、テキストに載っている事はできるだけ理解できるように努めます。重要なのは、「理解」です。記憶は何度もやれば必ず覚えますが、理解していないと記憶効率が著しく悪くなります。
9.苦手分野の一問一答を復習する
もう一度、苦手分野の間違えた設問のみ解きます。恐らく、間違えた設問(正解率0%)のうち、70%ぐらいは、正解できるようになっています。
10.テキストを復習する
もう一度、テキストを最初から最後まで読みます。
この頃には、最初から最後まで、大体4時間で全部読めるようになっています。
当初は最初から最後まで24時間ぐらい掛かっていたので、すごい進歩です。
11.一問一答を復習する
こちらも、最初から最後まで全問解きます。
この頃から、解く時間を意識します。宅建試験は120分で50問解かなければならないので、一問あたり2分40秒です。
一問一答の為、解いたらすぐ答えを見ます。答えの確認に約1分として、1問あたり3分30秒で回答と答え確認まで行います。
文章が長くなってしまったので、また明日、学習最後の追い込みについて、エントリします。
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