2カ月で宅建試験を合格した全手法(2/3)

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前回のエントリでは、「4.テキストを読む」まで進みました。

 

5.一問一答を解く

まだテキストを完全に理解・記憶していない状況です。ただ、試験でどのような事を問われるのか?というイメージが無いと効果的な学習(理解や記憶)に繋がらないので、取り掛かります。

ものすごく解くのに時間が掛かるはずです。文章が難しく感じるんですね。まぁでも慣れの問題という事があとあと分かってきますので、ご安心を。

間違えた設問には、✔を入れておきましょう。ポイントは、一週目、二週目、三週目の✔なのだと分かるように、ペンの色を変える・✔の箇所を左と右交互にする等工夫をする事が大事です。

なぜなら、1週目だと簡単に解けた問題が、2週目or3週目に間違える事が多々あるからです。それらは、100%苦手分野ではないですが、理解と記憶がまだ鮮明でないと言う箇所になります。

全設問を解いたら、一周毎に分野毎に何問正解したか、記載しましょう。

例 : 民法 50/100(問)50%(正解率)

宅建試験の最高合格点は、36/50(問)なので、正解率72%(以上)取る事が目標です。

私の場合、一周目の一問一答で、正解率約60%でした。

 

6.苦手分野だけ、テキストと一問一答を復習する

一問一答で、正解率が低い分野を重点的に復習します。イメージは正解率50%以下の分野です。私の場合、全体の中で約2/5が苦手分野でした。

復習の仕方は、まずテキストを読む。ここで何回読んでもよくわからないページはページの耳を折っておきます。また、疑問に思う事は何でも、余白に記載しておきます。

『ある一定の範囲の不特定の債権って?』(根抵当のページ余白)

等。

上記疑問のポイントは、同一文章で矛盾している印象も受けませんか?

理解がすっと入ってこない事は、後の学習効率に影響がでますので、必ずメモしておきます。メモしない場合、頭の中でモヤモヤだけ残り、ずっと理解が整理されないまま残ってしまいます。

その後、一問一答の間違えた部分のみ解きます。

上記を1週として、復習を合計2周行います。

 

7.苦手分野のユーチューブ講座を見る

復習を2週してもまだモヤモヤしているでしょう。ただ確実に前進していると思ってください。

自分は「何が苦手で何を疑問に思っているのか」をクリアにした後で、次はユーチューブ講座を見ます。

無料にも関わらず、非常に分かり易い説明をされています。

私のお勧めのチャンネルを2つ上げておきます。

(1)宅建みやざき塾

(2)【宅建動画の渋谷会】佐伯竜

 

お勧めの理由:

宅建みやざき塾(宮崎先生):

  1. 早口の為、短い時間で濃い勉強ができる。
  2. テンション高い為、自然と勉強のモチベーションが高まる
  3. 時折、ゴロを交えた記憶を取り入れてくれるので覚えやすい

 

宅建動画の渋谷会(佐伯先生):

  1. 非常にロジカルな説明で理解しやすい
  2. 受講生の疑問に思う所、間違え易い所を先回りして潰してくれる。
  3. 編集のクオリティが高い。無駄な余白が無く、短い時間で濃い勉強ができる。

 

ここでの重要なポイントは、下記2点です。

・上記2チャンネル以外は見ない。

・苦手分野以外の動画は見なくても良い。

 

「最初からテキストではなく、もっと早くユーチューブをみておけばよかった」

「他の先生の授業も見る事で、より理解できるのでは?」

 

と思う方多いでしょう。実際私もそう思いました。

ただ実際は、この2つで十分であり、その他の講座を見ても、効率は上がらないと感じました。(ただ無駄に時間が長く、分かりにくい動画も多々あり)

最初から全講座を見ると、時間も掛かります。分かった気になり、集中していません。寝てしまう事もあるでしょう。小中高の時にあったあの感覚です。

やはり、

自分が「疑問に思う事」、「苦手な部分を理解したい」ポイントを理解

して初めて学習効率があがると考えます。

 

8.インターネット検索をする

ユーチューブを見ても分からない部分を検索します。

私の場合、

・相続時精算課税

・相続のパターン

等を検索しました。二つとも、頻出問題ではないのですが、出たら不正解になる確率が高い為、直接検索して理解に努めるようにします。

思い切って、無視してしまう方法もありますが、テキストに載っている事はできるだけ理解できるように努めます。重要なのは、「理解」です。記憶は何度もやれば必ず覚えますが、理解していないと記憶効率が著しく悪くなります。

 

9.苦手分野の一問一答を復習する

もう一度、苦手分野の間違えた設問のみ解きます。恐らく、間違えた設問(正解率0%)のうち、70%ぐらいは、正解できるようになっています。

 

10.テキストを復習する

もう一度、テキストを最初から最後まで読みます。

この頃には、最初から最後まで、大体4時間で全部読めるようになっています。

当初は最初から最後まで24時間ぐらい掛かっていたので、すごい進歩です。

 

11.一問一答を復習する

こちらも、最初から最後まで全問解きます。

この頃から、解く時間を意識します。宅建試験は120分で50問解かなければならないので、一問あたり2分40秒です。

一問一答の為、解いたらすぐ答えを見ます。答えの確認に約1分として、1問あたり3分30秒で回答と答え確認まで行います。

 


 

文章が長くなってしまったので、また明日、学習最後の追い込みについて、エントリします。

 

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