ビットコインを含む仮想通貨が投資対象として成り立つか考察してみます。現在、私の知識は、初心者に毛が生えたぐらいのレベルです。そこで、有り余る時間を武器に、ビットコインの勉強と投資として成功するか否かについて、1からまとめてみたいと考えました。なので、本投稿はあとから読み返すと恥ずかしいレベルかも知れませんが、ありのままにログしておきます。
今現在、約1ビットコインを保有しています。確か1年ぐらい前に1ビットコイン約10万円で購入しているので、現在価格で約170万円分になります。
購入から1年で17倍になっていますので、投資効率は抜群に良いと言えます。
購入当時から、ビットコインのボラティリティは高く、また取引所が潰れる・正しく送金・引出かできないのでは?と言った不安もあり、多くのビットコインを保有するという判断には到底なりませんでした。
ではなぜ、当時購入したのか?
それは、「海外送金」において、有利かどうかを検証したいと思ったからです。
ビットコインが海外送金に有利な点としては、
1.海外送金手数料が安い
2.100万円以上でも国税に報告義務されない
の2点でした。
1.海外送金手数料が安い
話題のブロックチェーン技術により、効率的に送金できるようです。もっと言うと送金に掛かる時間も短縮されます。
2.100万円以上の海外送金でも国税に報告義務がない
現在、日本の金融機関では、100万円以上を海外送金すると、その金融機関は国税に報告しなければいけない義務があります。現時点ではビットコインで100万円分相当の金額を送金しても報告しなければいけない義務は無いようです。
一方不利な点としては、
ボラティリティ(価格変動)が高く不安定
でした。送金に手間取ってしまうと、送金タイミングによっては暴落してしまうかも知れません。
そこで、円からビットコインへの変換から送金、再度現地通貨への変換期間を短くすれば、仮想通貨による海外送金の有利な点のみ活かせると考えました。
実際にビットコインを使って海外送金してみた結果
実際には、100万円以上も送金した事はありません。怖すぎて。送金した額は10万円程です。あくまで、送金プロセスを知り、本当に便利かお得かを検証する為に実行しました。
結果、
手数料は、通常の海外送金と比べてもそんなに変わらない。=安全性から考えると通常の金融機関の方が部がある。
と言う結論に至りました。実際掛かった手数料は約3%です。
円→ビットコイン→PHP(フィリピンペソ)
というプロセスで送金した訳ですが、そのプロセスにおいて各取引所を経由する為、手数料が取られるのと、通貨毎にビットコイン交換レートの強い弱いがあるようです。
現在保有している1ビットコインは、そのプロセスをしているうちに「(わざと)忘れて預けっぱなしにしていた端数分」になります。本当はもうちょっと(+40万円ぐらい?)ビットコインにしておこうと思いましたが、そもそも投機感が強いと思っていたので、結果、重い腰をあげる(購入する)事はしませんでした。
仮想通貨について投資可否の考察しようとした理由
このボラティリティが高く、不安材料も多い仮想通貨について、改めて勉強および考察しようとした理由は、次の仮説を思いついたからです。
今後、仮想通貨が全体として上がっていくと仮定すれば、早期に仮想通貨を購入し、最終的に売却する事により投資は成功する。
私は、FXにレバレッジを掛けて運用していた事もあります。実際の為替の動きは変動が激しく、常にチャートを気にしなくてはいけません。投資結果としては、投資元本(100万円)に対して-20%(80万円)の所で終了させました。
一方、FXに対し仮想通貨は、今後も全体として上がっていくのと仮定すると、短期的には変動はあれども、中長期的に上がるのであれば投資は成功と言う事になります。いつもチャートを見なければいけないと言う事もないでしょう。
(ただ、現時点で今後も仮想通貨が上がっていく根拠は何も持ち合わせていません。)
仮想通貨投資の仮説を検証する
尊敬する投資家ウォーレン・バフェットの言葉で、「理解できないものに投資をしない」があります。やはり投資という世界に片足(両足?)を踏み入れている私としては、やみくもに怖がるのではなく、仮説とその根拠を持って、「仮想通貨は今後●年は上がる。何故なら●●だから」と言えるようにします。
今の理解レベルでは、保有(購入)する根拠も無いし、保有(購入)しない根拠も持ち合わせていません。
なので、仮想通貨を投資としてアリだと言う仮説が正しいと言うポジションを取った際に、必須の調査項目を3つ考えてみました。
1.仮想通貨の技術的優位点
仮想通貨は本当に優れた技術なのか?皆が使えるものになるのか?それともセカンドライフのように廃れてしまうものなのか?について調べます。
2.仮想通貨の価格変動の要因
現在、ビットコインをはじめとする仮想通貨はバブル状態だと言われます。一方でまだまだ上がると言う見解もあります。本当にバブルなのか否か、現在価値の分析、価格変動の要因と未来予測について調べ、考察します。
3.仮想通貨を売るタイミング
全体的な価格上昇に終止符が打たれる時、価格は転落します。それまでの期間について考察します。基本的な戦略は仮想通貨を「買い」でいきますが、上昇に終止符が打たれたタイミングで空売りをする事で利益を得る事も可能と考えます。(空売りするしないは別として)
まとめ
仮説と根拠を持って投資する事が大事。根拠については、ひたすら調べて考察するしかない。
まずは、これから紀伊国屋さんに行って、勉強用の仮想通貨関連本を探してきます!
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