2カ月で宅建試験に合格した全手法(1/3)

不動産投資のお勉強(おススメ書籍)

2016年10月に実施された宅建試験に43点を取り合格しました。

試験は50問の50点満点で、35点以上取る事が合格条件でした。合格点は、合格率が全受験生の約15%になるように調整されています。なので、合格点が31点の年もあれば、36点の年もあります。

私の場合、試験日の2カ月前より勉強を開始しました。今回は、私が実践した勉強方法について、述べたいと思います。

不動産投資経験者であれば勉強時間100時間以上が合否のターニングポイント

いきなりの推測ですが、不合格の方が勉強に費やす時間は70時間程では無いかと推測します。なぜなら私が70時間で、

「ひょっとしたら合格点取れるかも?」

と模試を受けた際に不合格点だったので。このぐらいの時間を勉強すると、変な自信が付きまぁまぁ分かった気になります(笑)。

「自分は賢いし、当日運が見方をし、なんとか合格できるんではないか?」

と思ってしまうんですよね。。

まぁ現実は甘くない訳です。

宅建試験は、上記のように中途半端に勉強すると難しい試験で、勉強をした人には優しい試験なのではないかと思います。

私のトータル勉強時間は、180時間でした。

180時間勉強した後なので、定かではないのですが、今を思うと100時間でもなんとか合格点である35点を取れたかなと考えています。70時間とはたった30時間差しかないですが、そこには大きな溝がある気がします。

これから試験を受けようと思っている方の参考になればと思い、私が実践した全15の手法を順に御伝えします。

1.合格者の平均勉強時間の把握

色々な説がありますが、概ね「宅建試験資格 一発合格への戦略ノート 」さんが記載されていた時間が適当だと思います。

期間としては3ヶ月から半年、時間で言えば200時間から300時間という感想が多いと学習機関の担当の方に聞くことができました。(経験者は前年度の学習時間によりますが、およそ100時間~150時間だそうです。)

ここで、大事な事は、

「自分は賢いから、最少時間で合格できるはず」と思わない事です。

ちなみに私の場合は、宅建経験者ではないですが、不動産投資家です。なので、経験者が勉強する上限値の150時間(以上)を目標に置きました。

2.試験日までの逆算勉強時間

私の場合、試験日まで2カ月=60日だった為、一日3時間勉強したとして、180時間。これで、なんとか合格できるのでは?という事で設定しました。

ちなみに、1日1時間で180日よりも、1日3時間60日の方がはるかに合格率は高まると思います。

心理学者のヘルマン・エビングハウスの忘却曲線もそうですが、1日1時間だけだと復習も予習も中途半端に終わってしまうという点があります。

サラリーマンの方は、1日3時間の勉強時間を割くのは厳しいかも知れませんが、なんとかそこは確保できる環境を整えられるよう努力頂きたい所です。

ちなみに、宅建試験初心者の方でしたら、約250時間勉強しなくてはいけないので、

84日間(約3カ月)

1日3時間頑張る必要があります。

3.テキストと一問一答を購入する

色々な方の勉強方法を見ると「テキスト」、「一問一答」、「過去問」で勉強するのが良いようです。

過去問は試験直前で時間があればと思っていたので、まずはテキストと一問一答を購入しました。

テキストと一問一答は下記を選びました。

テキストを選んだ理由:

  • amazonのレビューが悪くない
  • 確実な合格点である36点(以上)を目指すコンセプト(過去の試験において合格点が37点以上になった事がありません)

36点と言う合格できる最低点を目指す為、説明が少ない気がしました。しかしながら、他の書籍では分厚くなり効率よく勉強できないので、やはりこの本をお勧めします。説明不足の点は、後述する手法で十分カバーできます。

一問一答を選んだ理由:

(1)試験形式と同じ質問内容である。(質問内容が正しいか正しくないかの●×)

(2)分野別に分かれている為、苦手な部分のみ復習できる。

(3)テキストと同じ出版社にする事で簡単に検索ができる。

この一問一答を購入しないで、過去問だけやる方もいるようですが、私は過去問よりも一問一答をお勧めします。(勿論どちらもやった方が良いですが)

なぜなら、過去問は、分野が飛び飛びで、且苦手な分野が3年に一度しかでないケースもあり、集中的に苦手分野の復習ができないからです。

4.テキストを読む

まずは最初から最後まで3回(周)で読みましょう。

よく「過去問からやった方が良い」と言う方がいますが、私は恐らく1問も分からずにモチベ―ションが下がってしまうと思った為、テキストから読み出しました。

最初の1週目は、

「読むのにとてつもなく時間」が掛かります。

自分は理解力が低いのではないか?と思うレベルです。また仕事終わりで読みだすとまず良い眠気を誘います。

そこを頑張って、理解しようと努めながら読んでみてください。この時点では暗記しようと思わなくて大丈夫です。

2週目、3週目を行っても毎回忘れてしまう分野もありますが、1週目と同じように、読み進めます。


文章が長くなってしまったので、また明日エントリーさせて頂きます。

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