前回のエントリでは、「11.一問一答を復習する」まで進みました。
いよいよ最後の追込みです。試験日の3週間前からは、下記「12.」以降に取り掛かれるようにしてください。
「12.」から「15.」までは、順番に終わらすのではなく、隔日で実施していきます。
1日目:過去問を解く
2日目:間違えた一問一答を解く & ユーチューブを見る & テキストを読む
3日目:過去問を解く
・
・(以下繰り返し)
過去問が10年分あったとしたら、隔日に解くとして、20日掛かるイメージです。
12.過去問を解く
まだ合格点を取れる自信がないと思うかも知れませんが、解いてみます。
まずおススメの過去問です。
わかって合格(うか)る宅建士 過去問12年PLUS(プラス) 2016年度
数ある過去問からこちらを選んだ理由は、下記4つです。
・amazonレビューが高い
・過去問部分と解説部分が切り離せる
・解説部分が分かり易い
・過去12年分と比較的多くの過去問を収録している
また過去問を解くメリットは、下記になります。
・本番の練習になる。(解く順番・所要時間・問題分やマークシートへの書き込み等)
・合格点を取れるかで、勉強時間を増やす必要が分かるきっかけになる。
私の場合、
①宅建業法ページ ~ 税・その他ページ
②法令上の制限ページ
③権利関係(民法)ページ
の順で解くようにしました。
なぜなら、民法が一番難しく、時間が掛かるからです。また満点でも14点にしかなりません。昨今、民法が難しくなっており、勉強してもしなくても点数を取れない可能性もあります。
比較的簡単な宅建業法から解くと、時間と自信に余裕が持てるようになります。
上記3つ毎に、解答に掛かった時間をメモしておきましょう。
イメージ : 宅建業法~税・その他ページ = 35m
そうすると、本番試験時に①や②が終わるタイミングで、「時間が押しているか否か」が分かります。もし時間が押している場合は、下記対応が可能です。
問題文の4つの設問を上から順から見ていて、正解だと思う設問が出たら残りの設問は読まない。
(勿論時間があれば、4つの設問全部読んだ方が良いです。)
過去問を解いた後、下記のように情報を記載していきます。
※実際の私が経験に基づき入力した表になります。
・取得した点数
・合格点数(毎年異なります)
・残り時間
・合否
・間違えた分野(数値が多い方がより苦手と分かるように)
以上。
過去問を解く際に重要なのは、本番と極力同じ環境にする事です。なので試験時間は2時間測って解答します。
答え合わせに最低1時間として、どうしても一日あたりの勉強時間は3時間以上は取りたい所です。
13.間違えた分野の一問一答を今一度解く
一問一答では、ほぼ正解していたが、過去問だと時間のプレッシャーや勉強した順番と異なる出題に焦り、間違えてしまうケースがあります
ポイントは、「どんな状況においても、間違わないようにする」事が目標です。
苦手分野はいくら過去問を進めても同じく間違える可能性が高いので、極力潰します。
ちなみにここのレベルまでくると、一問一答の「回答解説」に誤字や矛盾点等を気づくようになります。その場合、出版社へ質問という事で問合せします。
14.間違えた分野のユーチューブ講座を今一度見る
今一度、間違えた分野のユーチューブ講座を見ます。
(1)宅建みやざき塾
今一度見返すと、思わぬ気づきや、記憶の定着において効果的です。
宅建動画の渋谷会ですと、コメント欄に質問をすると、返信を頂けるので、活用されると良いですね。
15.テキストを今一度読む
過去問に取り掛かるとどうしても、出題分野が偏ります。その為、あまり過去問に出ない内容については、忘れてしまう事がありますのでテキストを読みます。
私がおすすめしているテキストはそこまでマニアックな内容は掲載されていません。どの内容も、いつ出題されてもおかしくないレベルの為、一通り復習します。
この頃には、最初から最後まで、大体3時間で全部読めるようになっています。
以上で試験勉強方法の説明は終わりです。
まとめ
苦手分野を認識した上で、重点的に勉強し、理解してから記憶する事が大事。
当たり前の事ですが、本当にそうですね。
当初2年分の過去問を解いた際に、得点源だと言われている「宅建業法」が60%の正解率でした。なので「このままではやばい」と考え、集中的に勉強しました。
その結果、本番の宅建業法は20点満点を取る事ができました。
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