脱サラするには勇気が必要です。私も2016年に勇気を振り絞って、14年間のサラリーマン生活から卒業しました。
脱サラするのになぜ勇気が必要か?
理由は、怖いからです。私が当時、怖く感じた理由は3点でした。
①給与が無くなり、食べていけなくなる。
②同僚と言う関係がなくなり、友達がほぼ居なくなる。
③個人事業主・中小の社長では、彼女が出来にくく、結婚が遠のく。
現在、脱サラしたくても出来ない方も同じ理由を持たれていると推測します。
結論から言うと、どれも杞憂にすぎませんでした。
脱サラしても「食べていける」と思った3つの理由
怖い理由のダントツの一番は、「①給与が無くなり、食べていけなくなる」事でしょう。
この点について、私が怖さを取り除く事ができた3つの理由です。
1.キャッシュフローがある
サラリーマンを卒業する約7年前より、不動産投資をしていました。家賃収入から経理諸々を引いた、課税所得が国民の平均年収400万を上回る500万程ありました。
その為、生活を送るのにまったく問題ありませんでした。
一番の怖さは、
サラリーマンの給与分がなくなる。
と言う事だった事がわかります。人間ですので、ほぼ既得権であった給与が無くなるのは、ストレスなんでしょうね。
2.2年でサラリーマン時代の給与分を稼げるようになる
脱サラする4ヵ月前に、簡単な事業計画を作成しました。事業は引き続き不動産賃貸業(不動産投資)です。
あくまで計画上ですが、2年でサラリーマンの給与分を稼げる計算です。
計画上なので、机上の空論と指摘もあるかと思いますが、この計画には根拠があります。
私が初めて不動産を購入してから、約1年半で計3棟の不動産を購入しました。その結果が前述した課税所得500万です。脱サラして不動産投資が専業になる訳です。なので、少なくとも2年で新しく3棟購入できる計算は無理な計画では無い考えました。(脱サラして2年後には、合計6棟保有している計算)
ここで計算した2年後は、35歳でサラリーマンを辞めても、50歳で辞めても同じく2年は掛かります。年を取ると、不動産賃貸業に必要な事業融資が受けづらくなります。なので、脱サラするなら早い方が良いと考えました。
3.労働時間を事業に回せば何かしら成功する
サラリーマンの時に働いていた時間(本業)を100とすると、不動産投資に掛かる時間は5~10です。と言う事は、脱サラする事で、90~95の時間に余分できます。その時間を不動産、他の事業に割く事ができます。
普通のサラリーマンと殆ど同じ労働時間を、事業に集中する事ができます。
極端に言えば、
何とかなるだろう
と言う感覚です。セドリ、ブログ、巷に出回るフランチャイズ等、週刊SPAに載っているような事業を行います。営業利益率はまちまちですが、破産する事はないかなと。時間を割けば比例して売上があがる事業は選べば有りそうだなと思いました。
また最悪、事業を行わない場合でも、バイトやサラリーマンになる事も可能です。(脱サラではなくなりますが)
友達と疎遠になり、彼女も出来にくくなるか?
脱サラが怖い理由のもう一つは、社会的なコミュニティから疎遠になってしまう事でした。リア充ではなくなり、引きこもりになる可能性もあります。(そもそもリア充ではありませんでしたが・・)
こちらは結果論ですが、2つの観点からあまり問題ではない結論に至りました。
1.親しい友人・同僚とはいつでも連絡とれるし、会える
当たり前のように思いますが、その通りでした。サラリーマン時代はどうしても、気の合わない人との飲み会参加や、その回数も少なくないでしょう。
サラリーマンを卒業すると、あまり乗り気でない飲み会はほぼ0になるので、お金も時間も余裕ができました。一方、サラリーマンを辞めた後も親しい友人や同僚、尊敬できる先輩に至っては、有効な関係を持続できています。ただ私の方が時間に余裕があるので、声掛けやお店の手配はほぼ私の方で行います。また実際に会う場合、飲み会になるケースが多いですので、その費用を捻出できる必要があります。
人が出会う場としては、会社は素晴らしいコミュニティです。ただ、一度仲良くなれば、会社のコミュニティから外れてしまっても、著しく疎遠になるという事はありませんでした。
また、起業するとその筋の知り合い(社長等)が増えます。新しいコミュニティですね。新しい出会いに渇望していれば、その筋の活動を増やす事で簡単に増やす事も可能です。
結論としては、「要らぬ恐怖感」でした。。
2.彼女を作るのにサラリーマンか否かはほぼ関係ない
「合コンで人気のある会社」、週刊SPAの中でも好きな企画です。洗脳されていた私は、
サラリーマンを辞めたらモテなくなるのでは?
とずっと思っていました。そうしたら、彼女作る所か結婚なんてはるか先の話になってしまうと。
ただこちらも杞憂でした。
まず、彼女が作れるかどうかは、
①出会いの回数
②自信
だと考えます。
①の「出会いの回数」については、営業をしていたので、よく理解しています。どんなに良いサービスでも、会社によっては、悪い反応を貰います。
人も同じです。合コン後、デートに誘っても中々進めない普通の子もいます。一方で、すごく可愛い子にも関わらず、とんとん拍子で進展するケースもあります。昨今ですと、出会いの回数あげるツールはペアーズや相席屋を始め沢山あります。
また友達や元同僚と関係を続けている中で、そういう合コンの話も貰えます。友達・同僚の関係継続と彼女探しの一挙両得ができます。
②の「自信」については、サラリーマンを卒業した事で、より自信が付きました。何故かは良く分かりません(笑)。あげるとしたら、下記理由でしょうか。
・上司に怒られなくなった。
・自分が得意な事、好きな事しかしなくなった。
・サラリーマンを卒業してもサラリーマンとほぼ同じ収入がある。
・自分がサラリーマンではなく社長と言う希少性を感じる。
まとめ
サラリーマンを卒業する際、他に収入源がある事が非常に重要である。
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